円相場



円相場とは外国為替市場で決まる円の外国通貨に対する交換レートのことです。
戦後、約25年間は金1オンス=35ドル、1ドル=360円というドルを基軸とした固定レートでしたが、やがて金ドル交換停止、何度かのドル切り下げを経て1972年より変動相場制に移行しました。
現在の円相場は1ドル=118円くらいですが変動相場制なので毎日変動しています。
明治に円ドルの為替がはじまった時には1ドル=1円でしたが、1ドル=2円の固定相場をへて再び変動相場制のもとで4円台後半まで円が下がり開戦、敗戦により円は急落し1ドル=270円くらいの実力だったといわれています。
GHQにより政策的に1ドル=360円に固定されたため、実体よりかなり円安に設定され輸出に大変有利でした。
1985年のプラザ合意でドル安が容認されると長期円高傾向が進み現在に至ります。
短期的には各国の景気や時には戦争などの国際政治の状況(戦争になるとドル高になります。
でもイラク戦争ではあまりこの傾向は顕著ではありませんでした)により為替相場が変動しますが、長期的には各国通貨は対米貿易収支によりドルとの相場が調整的に変動します。
日本は対米貿易黒字を続けているので長期的には円高ドル安傾向が当分続くと見られます。

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